会社員でないフリーランスは、福利厚生を受けられないと考える人は少なくありません。しかし、フリーランスでも利用できる福利厚生サービスはあり、大きく4つに分けられます。
1つ目は、エージェントが提供するサービスです。これはフリーランス向けの案件を取り扱うエージェントが提供するもので、登録すれば利用が可能となります。エンジニア系のお仕事に人気が高く、セミナーや研修会への参加や顧問弁護士サービス、税務相談などが挙げられます。
2つ目は、クラウドソーシングの運営会社が提供するサービスです。すべての運営会社が福利厚生サービスを提供しているというわけではないため、こうしたサービスを受けたいなら、どのクラウドソーシングサイトへ登録するかを慎重に考えることをおすすめします。主にレジャー施設の優待など、プライベートな時間が充実するようなお得なサービスが多いです。
3つ目は、福利厚生のサービスのみを取り扱う専業業者が提案するものです。取り扱うサービスが福利厚生に特化しているため、内容が充実していたり選択肢が多い傾向があります。例えばグルメやレジャーなどの優待をはじめ、Eラーニングの割引などのサービスがあります。
4つ目は、公的機関から提供されているサービスです。中小企業を対象としたサービスが多いのですが、商工会議所では福利厚生サービスを格安な料金で提供している所があります。ケガの補償が充実しているサービスが多く、ガテン系の仕事をするフリーランスに人気があります。
このように、フリーランスであっても独立後の仕事や生活を支えるためのサービスを受けることが可能で、どの福利厚生サービスにするかは内容をしっかりと吟味して選択したほうが良いでしょう。